金属圧延工場で、巻き込まれ対策の安全柵約20mを設置しました(2024年施工・図解でご紹介)

福井県内の金属圧延工場で、巻き込まれ対策の安全柵(高さ1400mm・約20m・施錠扉付き)を設置した事例をご紹介します。施工は2024年です。守秘義務のため写真は掲載できないので、実際の施工内容に基づく図解でご紹介します。

きっかけは、安全衛生委員会の改善提案

稼働中のラインの可動部に、通路からそのまま接近できる状態で、巻き込まれのヒヤリが発生していました。お客様の安全衛生委員会から改善提案が出ていた箇所です。

施工前の図解:金属圧延ラインの可動部に作業者がそのまま接近できる状態
Before(図解):稼働中のラインの可動部と通路の間に仕切りがなく、接近できる状態だった

定期整備日に合わせて設置。操業への影響なし

高さ1400mmのメッシュフェンス約20mと施錠扉を、工場全体の定期整備日に合わせて設置しました。通常操業への影響はありません。点検やメンテナンスの際は、施錠扉から入る運用です。

施工後の図解:高さ1400mmのメッシュフェンスと施錠扉でラインと通路を分離した状態
After(図解):高さ1400mmのメッシュフェンス約20mと施錠扉で、設備と人を分離

なぜ写真ではなく図解なのか

工場内の写真は、お客様の設備や生産情報を含むため、掲載の許可が出ないことがほとんどです。当社は守秘義務を守ります。その代わり、実際の施工内容(寸法・構成・工期)に基づく図解で、できるだけ具体的にお伝えします。この事例は施工事例ページにも掲載しています(費用帯 80〜100万円)。

福井県内の製材工場に、安全柵50mを設置しました(工期3日・稼働を止めずに施工)

先日、福井県内の製材工場さまのコンベアライン沿いに、安全柵(メッシュフェンス)を新設しました。

施工前:製材工場のコンベアライン。合板の仮囲いで設備と歩行通路を仕切っていた
Before:合板の仮囲いで、コンベア設備と歩行通路が仕切られていた状態
施工後:高さ1400mmの黄色いメッシュフェンスが、コンベア設備と歩行通路を分離している
After:高さ1400mmのメッシュフェンスで、設備と人が明確に分離された状態

課題

コンベアで製品が流れてくるラインの脇が作業者の通路になっており、設備と人が近接していました。はさまれの恐れがあり、恒久的な対策が求められていました。

はさまれ・巻き込まれは、製造業の事故型のなかで最も多い労働災害です(年間4,692人。出典:厚生労働省 令和6年 労働災害発生状況)。

施工内容

1枚あたり高さ1400mmのメッシュフェンスを、延べ約50mにわたって自社工場で製作し、設置しました。

工期・費用

  • 工期:3日間
  • 費用帯:100〜120万円
  • 施工条件:稼働中のまま施工(ラインの外側から作業できたため、生産を止めていません)

「止めずにできる」ということ

安全対策工事でいちばん多いご懸念が、「工事のあいだ、ラインを止めなければいけないのか」という点です。

今回は、ラインの外側から作業できる計画としたため、生産を止めずに3日間で完了しました。現場の条件によって工程は変わりますが、私たちは常に「操業を止めない工程」から設計しています。

福井県内であれば、現地調査から設計・製作・設置まで、同じ担当者が現場に通います。