安全対策工事の見積書に「有資格者が施工します」と書いてあっても、それが何を意味するのかは、なかなか伝わりません。

長田工業所には、溶接・揚重・施工管理にわたる16種類の国家資格・技能講習の保有者が在籍しています。この記事では、その資格が工事のどの場面で必要になるのかを説明します。

溶接の品質が、柵の強度を決める

安全柵も、中二階デッキも、歩廊も、荷重を受け止めているのは溶接部です。ここが弱ければ、見た目がどれだけ立派でも、人を守る構造物にはなりません。

  • 普通ボイラー溶接士:3名
  • JIS溶接技能者:5名
  • 溶接監理技術者2級:1名
  • アセチレン溶接士:1名
  • ガス溶接技能講習:4名

普通ボイラー溶接士は、ボイラーという「破損が重大事故に直結する設備」の溶接を許される国家資格です。当社はこの資格者を中心に、製作から現場での溶接までを自社で行っています。

現場に据えるまでが、工事です

製作した柵やデッキを、稼働中の工場に搬入し、据え付ける。実はここが、工事のなかで最も危険な工程です。

  • クレーン・デリック運転士:4名
  • 小型移動式クレーン運転技能講習:5名
  • 高所作業車運転技能講習:5名
  • フォークリフト運転技能講習:2名
  • 小型車両系建設機械:2名

搬入も据付も、当社の有資格者が行います。安全対策の工事そのものが、新しい労働災害の原因になってはいけない——これは私たちが最も気をつけている点です。

工程と安全を、管理する人を置く

工事には、工程・品質・安全を管理する責任者が必要です。

  • 2級建築施工管理技士:1名
  • 2級土木施工管理技士:1名
  • 有機溶剤作業主任者講習:1名(塗装工程)
  • 職業訓練指導員:2名(社内での技能承継)

あわせて、建設業許可を受けています。

建設業許可:福井県知事 許可(般-7)第9584号(鋼構造物工事業・機械器具設置工事業 ほか)

稟議に、そのまま書けること

安全対策工事の稟議を通すとき、社内から必ず出る質問があります。「その業者は、ちゃんとした資格を持っているのか」。

長田工業所にご依頼いただく場合、稟議書には次のように書けます。

  • 建設業許可:福井県知事 許可(般-7)第9584号
  • 溶接:普通ボイラー溶接士・JIS溶接技能者 在籍
  • 施工管理:2級建築施工管理技士 在籍

無料の工場安全診断でお渡しする診断報告書にも、担当する有資格者を明記しています。安全衛生委員会や労働基準監督署への説明資料として、そのままお使いいただけます。

資格は、目的ではありません

資格そのものが現場を安全にするわけではありません。事故をゼロにするための手段です。

私たちは「この国から、現場での労災をゼロにする」を掲げています。そのために必要な資格を、必要な人数だけ、社内に持ち続けます。